小説に出てくる用語を解説

用語の理解が深まると小説はもっと楽しくなります

鹿島神宮。香取神宮。息栖神社。大洗磯前神社。酒列磯前神社。それと-

鹿島神宮(かしまじんぐう)」は、茨城県鹿嶋市に位置し、古代から信仰されてきた神社です。創建は非常に古く、日本の神話にも登場する神社です。主祭神武甕槌命(たけみかづちのみこと)で、武道の神様として知られています。大きな鳥居と立派な本殿が特徴で、神社周辺の自然も美しく、歴史と神話を感じられる場所です。

香取神宮(かとりじんぐう)」は、茨城県香取市にある神社で、主祭神経津主命(ふつぬしのみこと)です。香取神宮は、古くからの歴史を持ち、また多くの神話や伝説が残る神社です。ここは、戦いの神様としての信仰があり、大きな社殿と神楽殿があります。境内は広く、自然に囲まれていて、静かな時間を過ごせる場所です。


「息栖神社(いきすじんじゃ)」は茨城県神栖市に位置し、海に近い場所にあります。主祭神は息栖津姫命(いきすつひめのみこと)で、漁業や航海の安全を祈る神様です。神社の境内は、海や大自然との調和が感じられ、美しい風景とともに神聖な雰囲気があります。

 

大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)」は、茨城県大洗町にある神社で、海に面した場所に立地しています。主祭神大己貴命(おおなむちのみこと)で、商売繁盛や海の安全を祈願する神社です。特に美しい海岸線とその神秘的な雰囲気で有名で、訪れる人々に深い感動を与えます。

 

酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」は、茨城県稲敷市にあり、酒を司る神様として知られる神社です。主祭神は酒列大神(さけのこおおかみ)で、酒造りや豊穣を祈る神社です。境内には、酒造りの神様に関連する遺物や装飾があり、酒造りの歴史と文化を感じることができます。

武甕槌神(たけみかづちのかみ)。経津主神(ふつぬしのかみ)。そして建葉槌神(たけはづちのかみ)。

武甕槌神(たけみかづちのかみ)」は、日本神話に登場する武神で、剣の神様として知られています。『古事記』や『日本書紀』では、国譲り神話において、出雲の国を大和朝廷に譲らせる役割を果たしました。武甕槌神鹿島神宮茨城県)の主祭神であり、勝負運や武運の神としても信仰されています。また、剣の象徴であることから、武器や戦に関する加護をもたらす神とされています。

 

経津主神(ふつぬしのかみ)」は、武甕槌神と同じく剣の神で、国譲りにおいて武甕槌神とともに出雲に派遣された神です。『日本書紀』では、彼の剣が神力を持ち、振るうだけで敵を倒す力を示す描写があります。千葉県の香取神宮主祭神として祀られており、香取神宮は武道や武芸の守護神としても広く信仰されています。経津主神もまた、戦いに関する神として有名です。

 

「建葉槌神(たけはづちのかみ)」は、弓術や武芸の神とされており、弓の守護神としても崇められています。『古事記』には、大国主神の子孫であり、武神としての性質を強く持っています。彼は武力をもって平定する神であり、そのため、戦や戦いの技術に関係する神として信仰されています。建葉槌神は、特に弓道や武道の関係者に篤く信仰されています。

 


これら3柱の神々は、いずれも武力や戦に関わる強力な神々で、日本の歴史や伝統に深く根付いている神々です。

静岡・三島大社

三島大社(みしまたいしゃ)は、静岡県三島市にある歴史的な神社で、伊豆国の総鎮守として信仰されています。主祭神大山祇命(おおやまづみのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)で、源頼朝が戦勝祈願をしたことで有名です。広大な境内には、豊かな自然や美しい庭園が広がり、初詣や節分などの行事には多くの参拝者が訪れます。特に頼朝との歴史的な関わりから、武運や勝負事のご利益があるとされています。

 

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名古屋・熱田神社

熱田神社(あつたじんじゃ)は、愛知県名古屋市にある有名な神社で、約1900年の歴史を持つ日本屈指の古社です。ここには、三種の神器の一つである「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」が祀られており、神聖な場所とされています。広大な境内には豊かな自然が広がり、年間を通して多くの参拝者や観光客が訪れます。特に初詣やお祭りの際には、地元の人々をはじめ全国から参拝客が集まり、賑わいを見せます。

 

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京都・嵐山の渡月橋

渡月橋(とげつきょう)は、京都市の嵐山にある有名な橋です。全長155メートルのこの橋は、桂川にかかっており、嵐山の自然と四季折々の美しい景色を楽しむことができます。特に桜や紅葉の季節には観光客で賑わい、背景の嵐山とともに絶好の写真スポットです。橋の名前「渡月橋」は、月が橋を渡っていくような光景に由来し、歴史的にも風情のある場所として多くの人々に親しまれています。

 

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馬齢(ばれい)を重ねた気がする

「馬齢(ばれい)」とは馬の年齢を指し、元々は「無価値な年齢」という意味で、人間が自分の年齢を謙遜して表現する際に使われる言葉です。このため、「馬齢を重ねる」は「無駄に歳を取った」と自己反省や自嘲を込めた表現となります。

 

例)馬齢を重ねてばかりで、まだ何一つ成し遂げられていない気がする。