諏訪大社上社本宮は、諏訪大社の四つの神社(本宮・前宮・春宮・秋宮)の中で、最も格式が高いとされる中心的な神社です。長野県諏訪市にあり、守屋山のふもとの広大な森に囲まれて建っています。全国に1万社以上ある諏訪神社の総本社で、日本で最も古い神社のひとつとされています。
本宮の特徴
本宮の最大の特徴は、普通の神社にある「本殿」がないことです。その代わりに、背後にそびえる守屋山(神体山)を神様として拝む独特なスタイルをとっています。建物は「諏訪造り」という特別な建築様式で、幣殿(へいでん)や拝殿など、四社の中で最も多くの建造物が残されています。現在の建物は江戸時代に再建されたもので、徳川家康が寄進した門などもあります。
御祭神とご利益
御祭神は建御名方神です。古くから風や水を守る神様、五穀豊穣を願う農業の神様、そして戦いの神様として多くの武将にも信仰されてきました。現在では、諸願成就や開運招福のご利益があるとされています。